日時/2000年5月28日 会場/佐伯区民文化センター お話/濱田滋郎(音楽評論家,東京芸術大学、桐朋学園大学音楽部講師) 構成・司会/長野文憲 演奏/川本秀史、石原圭一郎、徳武正和、長野文憲
プログラム(◆Lecture ◇演奏曲) (I)ギターの起源〜古典 ◆ギターの祖先/復弦⇒単弦 ◆黄金期(ソル・アグアド・ジュリアーニ) ◆リュート曲(レパートリーの拡大ミセゴヴィア) 演奏 川本秀史 ◇J.ダウランド「ファンシー」 ◇S.L.ヴァイス「シャコンヌ」 ◇F.ソル「魔笛の主題による変奏曲」 ◇N.コスト「ワルツ・ファボリート」
(II)ロマン(タレガ)〜近代 ◆衰退期(衰退の理由) ◆復興期(タレガ) ◆編曲について ◆オリジナルの作曲(セゴヴィア) 演奏 石原圭一郎 ◇I.アルベニス「アストゥリアス」 ◇F.モレノ=トローバ「ソナチネ」より第1楽章 ◇F.タレガ「グラン・ホタ」
(III)楽器について (ギター製作家阿部康幸氏を交えて) ◆楽器製作の期間 ◆良い楽器の選び方 ◆製作の苦労、工夫
(IV)中南米近〜現代 ◆作品と民俗音楽 ◆作品、作曲家の説明 ◆レパートリーの多様化 演奏 徳武正和 ◇H.ヴィラ=ロボス「エチュードNo.11」 ◇A.バリオス「最後のトレモロ」 ◇L.ブローウェル「タラントス」 ◇A.ピアソラ「天使の死」
(V)何故今ギターなのか
(VI)4重奏 ◇L.ブローウェル「雨のあるキューバの風景」
1階ロビーでは阿部ギター工房によるギター体験ゾーンを開設。製作過程、工具などの展示や、異なる材質による音の違いが体験出来る試奏コーナーもあり、ホールともども大好評でした。